ド軍を差し置いて大谷獲り“最有力”に… 米識者が続々賛同、驚異の可能性「60%」

エンゼルスからFAとなっている大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルスからFAとなっている大谷翔平【写真:ロイター】

MLBネットワークで大谷の去就を予想…ブルージェイズが1番手だった

 エンゼルスからFAとなっている大谷翔平投手の去就について、米スポーツ局「MLBネットワーク」の番組で議論がなされた。予想球団で最も有力視されたのはブルージェイズ。2番目がドジャースとなっている。

 ウインター・ミーティングに関する生中継の中で、司会者のグレッグ・アムシンガー氏は、大谷契約先予想で“円グラフ”を作成。これを基に有識者がコメントした。アムシンガー氏はブルージェイズを60%で一番手に。次いでドジャースの30%、残る10%をエンゼルスなど5球団が分け合う形になっている。

「ニューヨーク・ポスト」紙のジョン・ヘイマン記者は「悪くないね。私はまだドジャースが有力と見ているが。私ならドジャース50%で、ブルージェイズ40%にする」と語る。MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者は「2チームあわせて90%の確率というのはいいね。私もこの2チームのバランスを取って、45%ずつとするかな。もしくはジョンと同じように50%と40%」と述べている。

 元メッツGMのスティーブ・フィリップス氏「私は2チームだけの円グラフにする。55%と45%で、ブルージェイズが上。オオタニはこちらに来た時ドジャースでなくエンゼルスを選んだ。彼にとって、ブランドは何の意味もなさないからだ。ドジャースに行けば、彼は自分のブランドをドジャースというブランドと分け合うことになる。それは彼が求めているものではない。トロントに行けば、カナダとアメリカと日本を手中に収めることになる」と推測した。

 フィリップス氏はさらに、ブルージェイズが勝てるチームであること、核を担う選手が若く長期にわたって勝てる可能性があること、スポンサーシップや広告における野球の価値を最大限に活かすことができることに言及。親会社がコミュニケーション事業を担っているためアジア市場に売り込むことができ、野球部門以外でも利益を得られるとして「ブルージェイズが有力だと思う」とコメントした。

 ヘイマン氏は「ドジャースが不利な点はある。彼らはすでに毎試合チケットが完売している。放送権契約も素晴らしいので、(大谷との契約は)その点でもインパクトを与えない。ブルージェイズは理にかなう点がたくさんあり、彼(大谷)はシーズン中、私の友人にドジャースもだが、トロントという概念が好きだと言ったと聞いた。なので私はこの2チームが有力と見ている」とも述べた。“大谷争奪戦”はどんな結末を迎えるだろうか。

(Full-Count編集部)

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