ヤ軍が“最強コンビ”形成も「絶対的ではない」 大谷も経験…悲観の声が上がるワケ

ヤンキースのアーロン・ジャッジ(左)とフアン・ソト【写真:ロイター、Getty Images】
ヤンキースのアーロン・ジャッジ(左)とフアン・ソト【写真:ロイター、Getty Images】

ヤンキースがパドレスからソトを獲得…来季は世界一奪還へ

 ヤンキースは6日(日本時間7日)、パドレスとのトレードでフアン・ソト外野手を獲得した。今季は勝率こそ5割超えも、強豪ひしめくア・リーグ東地区では4位に終わった。来季はアーロン・ジャッジ外野手とともに、強力打線を形成することになるが、同じア・リーグ球団の“悲劇”から、簡単に喜べないファンもいるようだ。

 名門に、またとない打者が加わった。25歳のソトは通算160本塁打、シルバースラッガー賞4回、通算OPS.946を誇る左の強打者で、今季は162試合に出場して打率.275、キャリアハイの35本塁打109打点をマーク。世界一奪還に向けて、打線に厚みが増した。

 ジャッジとソト、そして近年は不調に陥っているものの実績あるスタントンらの強力打線で勝ち進みたいところだが、X(旧ツイッター)では、“エンゼルスの悪夢”を思い出すファンもいる。

 エンゼルスは大谷翔平投手、マイク・トラウト外野手、アンソニー・レンドン内野手といった“最強トリオ”を抱えながら、トラウトとレンドンの負傷もあって満足に3選手が揃ってプレーしたことは少なく、今季まで1度もプレーオフに進出できていない現実がある。

「大谷とトラウトいても勝てねぇチームがある」「トラウト大谷もめちゃくちゃ期待されてだけどエンゼルスはダメだったもんな」「大谷とトラウトいて勝てないエンゼルス見てたからそんな絶対的ではないのかと感じている」などと悲観する声もあったが、ヤンキースの“最強コンビ”は、揃って他球団の脅威となることはできるだろうか。

(Full-Count編集部)

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