255億円男は大谷翔平の退団を「喜ぶがいい」 悪夢の「200」が示す超大型契約の勝者

ドジャース入りを発表した大谷翔平(左)とレンジャーズのマーカス・セミエン【写真:ロイター、Getty Images】
ドジャース入りを発表した大谷翔平(左)とレンジャーズのマーカス・セミエン【写真:ロイター、Getty Images】

「二刀流スターが他へ地区へ行くのを喜んでいるだろう」

 大谷翔平投手はドジャースと契約合意したことを自身のインスタグラムで発表した。10年総額7億ドル(約1020億円)という記録的な契約だが、米ヤフースポーツは「この歴史的なMLBフリーエージェンシーでの勝者と敗者」を分析した。

“勝者”に挙がったのはエンゼルス以外のア・リーグ西地区球団だ。「アストロズ、アスレチックス、マリナーズ、レンジャーズの選手たちよ、喜ぶがいい! オオタニがあなたの地区を去ったのだ。もう鋭く落ちる圧倒的なスプリットで空振りしたり、完璧な投球が右翼深くに、450フィート(約137メートル)運ばれるのを眺める必要もない……少なくても、これまでほど頻繁には起こらない」。

 近年はスケジュールの変更に寄り、同じ地区内での対戦頻度はこれまでより減っていた。とはいえ、二刀流のスーパースターに苦しめられることは少なくなる。「(投手)オオタニと対戦した22打席で打率.200、出塁率.273、長打率.200だったマーカス・セミエン(レンジャーズ)は、この二刀流スターが他へ地区へ行くのを喜んでいるだろう。そして、そう感じているのは彼だけではないはずだ」。2022年から7年総額1億7500万ドル(約255億円)を結んでいる内野手の心中を察した。

(Full-Count編集部)

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