大谷翔平と同僚になれず「頭が痛い」 去就を常に携帯でチェック…190億円右腕が嘆き

ドジャースへの入団が決まった大谷翔平【写真:小谷真弥】
ドジャースへの入団が決まった大谷翔平【写真:小谷真弥】

べリオス「僕のチームにいてくれたら(対戦を)心配しなくてよかった」

 自身のインスタグラムでドジャースと契約合意したことを9日(日本時間10日)に発表した大谷翔平投手。10年総額7億ドル(約1020億円)という記録的な契約となった。発表前にはブルージェイズも有力とされ、米メディアで情報が錯綜。MLB公式によれば、ブルージェイズのホセ・ベリオス投手は「頭が痛いよ」と嘆いた。

 記事では、べリオスはこの1週間、母国プエルトリコでの初の大きなチャリティーイベントを準備しつつ「ほかの選手と同じようにオオタニがどこと契約するのか気になり、常に携帯電話をチェックしていた。しばらくの間、二刀流のスーパースターが彼の新しいチームメートになる可能性は高いと思われていた」という。

 しかしドジャース入りを受け「もう少しのところだったんだ。でも仕方ない。僕のチームにいてくれたら良かったし、(対戦を)心配しなくてよかったが……。彼にどう投げなければいけないかを考えるだけで、今は頭が痛いよ。対戦を考えなければならなくなった」。

 2021年に7年1億3100万ドル(約190億円)で契約延長した右腕は、大谷の巨額契約について聞かれると「魅力的だよね」と答え「オオタニは僕らのために道を切り開き続けている。僕らもそれを望んでいる。彼が先導し、続く者たちは恩恵を受ける。僕らが7億ドルを超えるとは言わないが、それに近づく可能性はある」と“夢”を語った。

 またメッツのクローザーを務めるエドウィン・ディアスも「これは野球界にとって新しいことだ。将来、彼のような驚異的な選手になるであろう若手のために道を切り拓いている。いつの日か(7億ドルというような高額な)その数字に到達することができるだろう」と影響力の大きさを力説した。

【写真】大谷翔平とド軍は“相性”抜群 ドジャース本拠地での雄叫びが「かっこいい」 

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY