トラウトひとり…大谷翔平移籍で「試合を見る理由がなくなる」 米指摘、エ軍の厳しい未来

エンゼルスのマイク・トラウト【写真:Getty Images】
エンゼルスのマイク・トラウト【写真:Getty Images】

大谷が移籍…トラウト以外「対戦相手に恐怖を与える選手はいない」

 大谷翔平投手のドジャース入りが11日(日本時間12日)に正式発表され、エンゼルスは二刀流の大スターを失うこととなった。米ヤフースポーツではこの契約の「勝者と敗者」と題し、エンゼルスとマイク・トラウト外野手が待ち受ける現実について言及した。

 トラウトはこれまでエンゼルス一筋で3度のア・リーグ最優秀選手賞(MVP)を受賞するなどチームの顔となっていた。大谷の加入後、2人のコンビは“トラウタニ”の愛称でファンに親しまれてきた。同メディアも「何年もの間、オオタニはトラウトの相棒だった。この2人の組み合わせは、球界屈指の強力なラインナップトップのデュオを形成した」という。

 エンゼルスは大谷との再契約を目指していたが叶わず。同メディアは大谷がいなくなり「落ち込む理由はたくさんある」。トラウト、そしてエンゼルスの未来について「ロースターには、対戦相手に恐怖を与える選手は他にいないので、2024年にはトラウトへの敬遠がより多くなるだろう」と推測した。

 トラウトは来季で33歳になる。ここ数年は怪我に苦しみ、今季は82試合の出場にとどまった。同メディアは「そしてトラウトが健康でなければ……。ファンがエンゼルスの試合を見る理由はほとんどなくなるだろう」と厳しい言葉で指摘した。

(Full-Count編集部)

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