ドジャースと同条件も…大谷翔平獲り失敗 ジャイアンツGMが明かす決定的敗因

大谷翔平【写真:Getty Images】
大谷翔平【写真:Getty Images】

地元紙記者「チームとして(大谷争奪戦の交渉で)全力を尽くした」

 エンゼルスからFAとなっていた大谷翔平投手は、10年契約でドジャースに入団することが決まった。接触していたジャイアンツ側は同様の提案をされていたこと、地理的要素で敗れたと考察していることなどを明かした。

 地元紙「サンフランシスコ・クロニクル」のジョン・シェイ記者によれば、ジャイアンツが大谷にした提案は、ドジャースの契約と全く同じだったという。ファーハン・ザイディGMは「我々はお互いそれに合意できると言った……その段階からは後は選手の選択になった」と話した。

 地元放送局「NBCスポーツ・ベイエリア」のジャイアンツ番アレックス・パブロビッチ記者も「ザイディは、ウインターミーティングの前にジャイアンツがオオタニをオラクル・パークに迎えたと明かし、彼がドジャースと結んだのと似た契約を提示されたとも言った。彼(ザイディ氏)は、ジャイアンツはそれに乗り気だったが、オオタニが南カリフォルニアにいたいと感じ取った、と言った」と説明した。

 また地元紙「サンフランシスコ・クロニクル」のスーザン・スラッサー記者も「ザイディは(会見で)オオタニ側からのあらゆる要望に対して、ジャイアンツのオーナーが即座に応じたと強調した。チームとして(大谷争奪戦の交渉で)全力を尽くした。最終的に地理的な要素が勝利を収めたと彼は考えている」と分析した。

(Full-Count編集部)

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