大谷翔平、“英語一切なし”の入団会見 丁寧に思い表現…水原通訳へ信頼の20分

ドジャースの入団会見に臨んだ大谷翔平(左)と水原一平通訳【写真:ロイター】
ドジャースの入団会見に臨んだ大谷翔平(左)と水原一平通訳【写真:ロイター】

約20分にわたる会見では全て日本語で発言

 大谷翔平投手が14日(日本時間15日)、ドジャースタジアムでドジャースの入団会見に臨んだ。約20分にわたった会見では、古巣エンゼルスへの思いから入団決断の理由、愛犬の名前などを語ったが、英語は一切なし。全て水原一平通訳を通じて日本語で思いを述べた。

 この日、ネイビーのスーツと青いネクタイで登場。メディアの取材に応じるのは8月9日以来、約4か月ぶりとなった。会見が行われるバックスクリーン後方の「センターフィールド・プラザ」前には日米メディア関係者が約200人集結。座席は約300席が用意された。

 6年前のエンゼルス入団会見では、第一声で「ハイ、マイネーム・イズ・ショウヘイ・オオタニ」と英語で挨拶。エンゼルス時代も通常の会話は通訳抜きで行うことも多かった。そのため、チームメートや球団関係者からも英語力には定評があった。

 この日の会見では、右肘手術の状態や契約の内容など様々な質問が飛んだ。日本語で自らの思いを正しく伝えたかったのだろうか。英語を一切使わずに質問に答えた。6年間ともに歩んできた水原通訳への信頼が見えた入団会見だった。

(Full-Count編集部)

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