163キロ右腕に“お宝”候補 ほぼ動きなしも…2連覇へ万全、阪神の戦力補強

阪神・岡田彰布監督【写真:荒川祐史】
阪神・岡田彰布監督【写真:荒川祐史】

28歳右腕ゲラはメジャー通算61試合に登板して3勝1敗、防御率6.43

 阪神は岡田彰布監督を迎えた今季、18年ぶりのリーグ優勝、さらには38年ぶりの日本一を成し遂げた。2連覇に向けて動く今オフだが、現有戦力が充実していることもあってか補強は“控えめ”だ。

 新助っ人として発表されたのはハビー・ゲラ投手ただ1人。28歳の右腕は最速101.7マイル(約163.6キロ)を誇り、パドレス、レイズなどで通算61試合に登板して3勝1敗、防御率6.43の成績を残している。

 現役ドラフトでは、オリックスから漆原大晟投手を獲得した。今季1軍では16登板にとどまったが、1軍デビューした2020年には23回2/3で30三振を奪っており“お宝”として新天地での飛躍が期待される。

 発表された新戦力は2人のみだが、今季の先発防御率2.79、救援防御率2.39はいずれもリーグトップで唯一の2点台、野手陣もレギュラーはほぼ盤石で若手も力をつけていることから納得ともいえる。

 またドラフトでは1位・下村海翔(青学大)や2位・椎葉剛(四国IL・徳島)、5位・石黒佑弥(JR西日本)、6位・津田淳哉(大阪経済大)と即戦力候補の投手を4人指名し、さらなる底上げを図っている。今後の動きはあるのだろうか

(Full-Count編集部)

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