“孤独”を救う美人妻に尽きぬ感謝 吉田正尚が告白…活躍しても「立場は逆転しない」

トークショーに出席したレッドソックス・吉田正尚【写真:真柴健】
トークショーに出席したレッドソックス・吉田正尚【写真:真柴健】

敦賀気比OBの吉田正尚と西川龍馬が“凱旋”トークショー

 レッドソックスの吉田正尚外野手と、広島から今オフに国内FA権を行使してオリックスに移籍した西川龍馬外野手が16日、福井県敦賀市の市民文化センターにて「敦賀気比高OBアスリートトークショー」に出席した。

 ともに敦賀気比のOBで、吉田が西川の1学年先輩にあたる。今や日米の球界を代表する打者となった2人が“凱旋トーク”で集った1150人のファンを沸かせた。

 オリックスに新しく加入した西川は、2022年まで吉田がつけた背番号7を継承。先輩の番号を引き継ぎ、リーグ4連覇に向けて「来季はオリックスで正尚さんを超えられるような成績を残したい」と強く意気込んだ。

 イベントの途中では野球少年少女からの質問にも答えた。唐突に「綺麗な奥さんをゲットするにはどうしたらいいですか?」と質問が飛び、場内は大爆笑の渦に包まれた。ゆり香夫人に関係する質問に、吉田は照れ笑い。「恥ずかしいですね(笑)。(妻とは)大学からの知り合いなので。僕が活躍しても、僕が“ぺーぺー”の時から知っているんで。立場は逆転しないですね(笑)」とジョークを交えて回答した。

 その後、ニコッと微笑むと「アメリカでは孤独になるので、言葉も喋れないし、家族の支えは心強いですね」と改めて妻の支えに感謝した。西川も同じ質問に対応し「(妻は)中学の同級生。僕が“ペーペーのペーペー”だった時から知ってるので、僕の立場が上になることはないですね。常にイエスです(笑)」と目尻を下げた。

 吉田はメジャー挑戦1年目の今季140試合に出場し、ア・リーグ5位の打率.289、15本塁打、72打点の成績を残した。西川はプロ8年目の今季、109試合の出場でセ・リーグ2位の打率.305を記録。家族の支えは、大きな力を生み出している。

(真柴健 / Ken Mashiba)

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