FA行使の山川から「電話ありました」 “連絡なし”続くも…西武・渡辺GM「結構話した」

西武・山川穂高【写真:宮脇広久】
西武・山川穂高【写真:宮脇広久】

西武・渡辺久信GMは17日に山川と電話「内容に関しては言えません」

 西武の渡辺久信GMが18日、国内フリーエージェント(FA)権の行使を宣言している山川穂高内野手について言及し、「連絡ありました。本人から電話がありました。昨日(17日)です」と明かした。

 ソフトバンクへの移籍が“秒読み段階”とされているが、渡辺GMは「(会話の)内容に関しては言えません。発表していないので。結構話しました」と語った。声の様子については「普通でしたよ」と振り返った。「本人の意思を尊重するのか?」との問いには「そうですね。それはずっと言っていることなので」と話した。

 11月14日にFA権の行使を表明して以降、山川本人から西武側への連絡はなかった。飯田光男球団本部長は表明から1か月後の今月14日に「何も連絡は来ていないです」「待つしかないですね。こればかりは仕方ない」などと話していた。

 渡辺GMにとっても山川と話したのは、FAする際の電話以来だった。長らく連絡がなかったことに対する謝罪の言葉は「そこは別に、そういう感じではなく」と苦笑いを浮かべた。

 山川は5月に強制性交等の疑いで書類送検されたことが報じられ、8月に不起訴処分となったが、9月4日に球団から無期限の公式試合出場停止処分を科された。処分の対象外となったフェニックス・リーグでは実戦復帰を果たし、FA権を行使していた。

 また飯田本部長は以前に出場停止処分について「処分の解除はなっていない。そこは切り離している」と説明。一方で、他球団に移籍した場合は「行った球団で処分を引き継ぐということはない。ウチでやっている処分なので」と述べており、ソフトバンク移籍となれば、解除となる見込みだ。

(Full-Count編集部)

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