ド軍同僚も驚いた大谷翔平の“配慮” 選んだ低すぎる年俸…後払いに示された覚悟

ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】
ドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

ド軍で通算46勝…ウォーカー・ビューラーは大谷と同い年の右腕

 エンゼルスからFAとなり、10年総額7億ドル(約996億円)でドジャースに加入した大谷翔平投手を、チームメートも歓迎している。ドジャース一筋で通算46勝のウォーカー・ビューラー投手は「彼のような選手は今までいなかった」と評価した。

 大谷と同じ1994年7月生まれの29歳は2017年にドジャースでデビューし、通算115登板で46勝16敗、防御率3.02をマーク。2022年8月に自身2度目となる右肘のトミー・ジョン手術を受けて今季は全休、来季に復活をかける。

 地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は、ビューラーがポッドキャスト番組「The Just Baseball Show」に出演した際のコメントを紹介。衝撃のメガ契約にも「言っただろ。彼は投手として3500万ドル(約49億7800万円)、打者として3500万ドルなんだ」と説明。「彼のような選手は今までいなかった。投打の両方を非常に高いレベルでこなしている。彼はスポーツ界最大のフリーエージェントなんだよ。だから大いに理にかなっている」と納得している様子だ。

 右腕を驚かせたのは契約の大半を後払いにしたこと。約97%にあたる6億8000万ドル(約967億円)が“後払い”で、来季から2033年まで年俸200万ドル(約2億8500万円)でプレーする。チーム年俸総額を下げることが目的とされており、「この球団でプレーすることで、何を求めているかを示している」とビューラー。さらなる補強を可能とする大谷の配慮に驚嘆していた。

(Full-Count編集部)

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