既に巨人右腕は引退…セは9人総入れ替え 2019年の“球界の顔”、5年でガラリ一変

巨人・坂本勇人(左)とオリックス・森友哉【写真:矢口亨、荒川祐史】
巨人・坂本勇人(左)とオリックス・森友哉【写真:矢口亨、荒川祐史】

2019年のベストナイン…2023年受賞者は森と浅村のみ

 各ポジションで最も活躍した選手に贈られるベストナインは、記者投票によっていわばその年の“球界の顔”たちが選ばれる。今年はパ・リーグを制覇したオリックスから最多5人が選出。新顔も多く、5年前の2019年からは大きく変わっていた。

 セ・リーグは9人が総入れ替えとなった。今季の受賞者は日本一に輝いた阪神とDeNAが最多3人だが、2019年はDeNAはネフタリ・ソト外野手のみ、阪神はゼロだった。山口俊投手(巨人)は現役引退、鈴木誠也外野手(広島)はカブスへ移籍するなど、すでに球団にいない選手もいた。

 2019年のパ・リーグはリーグ連覇した西武が席巻。指名打者も含め10人中5人が西武だった。当時と今年も受賞したのは、浅村栄斗内野手(楽天)と森友哉捕手(2019年西武、2023年オリックス)のみとなっている。

 森だけでなく、千賀滉大投手(ソフトバンク)はメッツへ、吉田正尚外野手(オリックス)はレッドソックスへ移籍。秋山翔吾外野手(西武)もメジャー挑戦後、現在は広島に所属し、山川穂高内野手は来季からソフトバンクでプレーする。5年が経過し、約半分が球団を去っていた。

【一覧】巨人・山口俊は引退…メジャーリーガも多数 2019年のベストナイン受賞者

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