巨人外野手は年俸1.7億円減…トレード→戦力外で出戻りも FAから5年で明暗くっきり

楽天・浅村栄斗、巨人・丸佳浩、阪神・西勇輝(左から)【写真:矢口亨】
楽天・浅村栄斗、巨人・丸佳浩、阪神・西勇輝(左から)【写真:矢口亨】

2018年オフに広島から巨人に移籍した丸は5年間全て100試合以上に出場

 巨人の丸佳浩外野手は、広島からフリーエージェント(FA)権を行使した2018年オフに結んだ5年契約を終え、新たに年俸変動制の2年契約を結んだ。来季年俸は1億7000万円減の2億8000万円(金額は推定)。今季は移籍後初めて規定打席に届かず、打率.244に終わったが、5年間ですべて100試合以上に出場し、2019年からリーグ2連覇を果たすなど貢献度は高かった。

 同年にFA宣言したのは丸を含めて5人。西武の中村剛也内野手は宣言残留だったため、移籍したのは4人だった。5年という節目を迎えたが、それぞれどんな成績だったのだろうか。

 西武から楽天に移籍した浅村栄斗内野手は、2020年と今季本塁打王を獲得するなど、杜の都でもその打棒を発揮。今季は2年連続で二塁手部門のベストナインに輝くなど33歳の現在も第一線を走っている。

 西勇輝投手はオリックスから阪神へ。移籍後5年間で2度の2桁勝利を含む44勝(36敗)を挙げ、ローテーション投手としての責務を果たし、今季は自身初の優勝も経験した。

 一方で、激動だったのは西武から巨人に移籍した炭谷銀仁朗捕手だ。巨人では2019年が58試合、2020年が56試合どまり。2021年7月に金銭トレードで楽天に移籍した。2022年には98試合と再び出番を増やしたが、今季は65試合で打率.221で戦力外に。古巣・西武に6年ぶりに復帰する。

 さまざまな道を歩む“FA戦士”たち。今オフは西川龍馬外野手(広島→オリックス)、山崎福也投手(オリックス→日本ハム)、山川穂高内野手(西武→ソフトバンク)の3人が新天地に移る。どんな結果が待っているのだろうか。

(Full-Count編集部)

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