米で止まぬトラウトを「トレードせよ」の声 去った相棒…スターが持て余した称号

エンゼルスのマイク・トラウト【写真:ロイター】
エンゼルスのマイク・トラウト【写真:ロイター】

いまだプレーオフに1度しか出場していないトラウト

 2023年も年の瀬を迎え、米メディア「FOXニュース」は、MLB30球団の2024年シーズンの目標を指摘。大谷翔平投手が抜けたエンゼルスについては「マイク・トラウトを喜ばせよ」と“奮起”を促した。

 MVP3度を誇るスターはここ数年は怪我に苦しみ、今季は82試合で打率.263、18本塁打44打点に終わった。チームも大谷らを擁しながらメジャー最長となる9年連続でプレーオフに進出できていない。エンゼルス一筋14年のトラウトも、2014年に地区優勝してプレーオフに出場したのが最初で最後だ。

 同記事では「彼をトレードせよ、彼の周りに才能ある選手をもっと揃えよ、何かをせよ」と指摘。「彼のような人は野球最大のステージに立つ必要があるということをどれだけ言っても言い足りない――トラウトはこれまで1度しかポストシーズンに進出できておらず、それも2014年とかなり昔だ」と、スーパースターが報われないことを嘆いていた。

 エンゼルスの惨状に、ブルージェイズのクリス・バシット投手も米ポッドキャスト番組に出演した際に、トラウトのトレードを望んでいると言及。ファンからも同調の声が上がっている。

 大谷が大活躍を見せた2021年からは各球団が恐れるコンビ“トラウタニ”としてチームを引っ張ってきた。大谷が去ったエンゼルスで、トラウトはどんなシーズンを送るだろうか。

(Full-Count編集部)

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