NY紙が異例の特集「大谷の1年」 MVP、超大型契約…まばゆい輝きは「一番の出来事」

大谷翔平【写真:ロイター】
大谷翔平【写真:ロイター】

ニューヨーク・ポスト紙「今年の野球界はショウヘイ・オオタニの1年だった」

 2023年が終わりに近づき、米ニューヨーク・ポスト紙が異例とも言える記事を掲載した。1年を振り返り、ジョエル・シャーマン記者は「ショウヘイ・オオタニの数ある名場面が2023年野球界一番の出来事だ」と、大谷翔平投手を“2023年の顔”に選出した。

 今年の話題をランキング形式で発表。3位にメッツ、ヤンキース、パドレス、カージナルスといった期待されたチームが惨敗したこと、2位にピッチクロックなどのルール改正が取り上げられる中、1位は“大谷1人”の活躍にフォーカスが当てられた。

 同記事では「今年の野球界はショウヘイ・オオタニの1年だった。WBCでは最も輝いた選手だった。ブルペンから登場し、元チームメートのマイク・トラウトから空振り三振を奪い、ジャパンに栄冠をもたらした。エンゼルスではそうはいかなかったが、31.5%の確立で三振を奪い、ア・リーグ最多の44本を記録した。その間、20盗塁、8三塁打もマークした」と1年の軌跡を紹介した。

「12月9日(日本時間10日)にオオタニはスポーツ史上最高額となる、大半が後払いの7億ドル(約987億円)の契約をドジャースと結んだ。その間にオオタニは今まで誰も成し遂げたことのない二刀流の活躍を続け、2度の満票MVPを獲得した初めての選手になった」

 2024年はドジャースで、また新たな一歩を踏み出すことになる。同紙の地元球団であるヤンキース、メッツは大谷を獲得することはなかったが、そんなことお構いなしの高評価だった。

(Full-Count編集部)

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