大谷翔平加入で隙はなし? 実績者だらけの超強力メンバー…ド軍の開幕スタメン予想

大谷翔平は2番か、3番か…編集部で開幕スタメンを予想
2023年のア・リーグMVP、大谷翔平投手が加わったドジャースは、開幕戦にどのような布陣で挑むのか。チームは大谷、山本由伸、タイラー・グラスノーらが加わり、世界一を目指す。2024年が幕を開け、開幕スタメンを編集部で独自予想した。
「1番・二塁」はムーキー・ベッツとなるだろう。2023年も1番を務め、打率.307、39本塁打をマーク。パワーと走力を兼ね備えた打者だ。2024年からは二塁に専念する見込みとなっている。2番には大谷を据えた。ロバーツ監督は春のキャンプで決定する予定と明かしているが、後を打つ好打者の存在や、エンゼルス時代から慣れ親しんだ打順であること、1番が右打者ということを考えても最適だろう。
中軸は3番フレディ・フリーマン、4番ウィル・スミス、5番マックス・マンシーと予想。並びは昨季と大きく変わらないが、2番に大谷が入り、打順が1つずつ後ろにズレる形だ。フリーマンはここまで4年連続で打率は3割超えで、2年連続でOPS.900台を記録している。大谷の後ろを打つにはピッタリの存在だ。スミスは本塁打を量産するタイプではないが、OPS.800前後をマークする安定感がある。マンシーは打率こそ低いものの、優れた選球眼に加えて一発のある打者だ。
「6番・中堅」には26歳のジェームズ・アウトマンを入れた。デビュー2年目の昨季は23本塁打をマークし、新人王投票では3位。端正なルックスで、日本ファンからも注目を集めるかもしれない。7番にはクリス・テイラー、8番にジェイソン・ヘイワードを入れたが、相手投手が左であれば、レイズから獲得した好守のマヌエル・マーゴが、アウトマンかテイラーと代わって入る形になるか。マーゴはレイズ時代はレギュラーとしてプレーも、ドジャースではポジションを争うことになりそうだ。
9番には、ブランドン・ゴメスGMが遊撃での起用を明言しているギャビン・ラックスを入れた。ベテランのミゲル・ロハスや有望株のミゲル・バルガスらも、出場機会を伺う。