大谷翔平も重視した“将来性” 超大型補強だけじゃない…ド軍繁栄が今後も続く根拠

ドジャース・大谷翔平(右)とデーブ・ロバーツ監督【写真:Getty Images】
ドジャース・大谷翔平(右)とデーブ・ロバーツ監督【写真:Getty Images】

米誌分析…ド軍のマイナーランキングは投手が2位、打者が1位の高水準

 大谷翔平投手や山本由伸投手が加入したドジャースは、分厚い選手層も強みの一つだ。米専門誌「ベースボール・アメリカ」によると、マイナーのランキングで投手は2位、打者は1位。常勝軍団と呼ばれるにふさわしいチーム作りを進めている。

 2023年まで11年連続でプレーオフに進出しているドジャース。今後も明るい将来が期待されるデータがある。同誌が公式X(旧ツイッター)に記したところによると、データ解析ツール「スタットキャスト」の投球データを解析した結果、マイナー球団のランキングでレイズが1位、ドジャースは2位、ヤンキースは3位だった。さらにプレー解析システム「ホークアイ」によると、打者のランキングでドジャースが1位、ヤンキースは2位だった。

 マイナー球団の充実は、メジャー球団の成績に直結する。大谷は今回のドジャースとの交渉の際に、選手育成の哲学とマイナーリーグの状況について質問したという。チームの将来を見定めるうえで欠かせない要素だったのだろう。

 SNSでは「ドジャースは常にトレード不可のプロスペクトを抱えている」「ドジャースとヤンキースはずるい」というコメントがファンから寄せられた。下部組織も充実しているドジャース。今後も長く“繁栄”が続きそうだ。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY