和製打線の可能性も…育成出身25歳が掴むか 揺らぐ3枠、阪神の開幕スタメン“最速予想”

阪神のシェルドン・ノイジー、森下翔太(左から)【写真:矢口亨】
阪神のシェルドン・ノイジー、森下翔太(左から)【写真:矢口亨】

阪神の2024年開幕スタメンを予想

 日本一連覇を目指す阪神は、シェルドン・ノイジー、ヨハン・ミエセスといった助っ人野手が残留。ドラフトでは1位と2位で投手2人を指名し、支配下の野手では高校生2人を獲得した。岡田彰布2年目となる2024年は、開幕戦をどのような布陣で臨むのか、現時点でのスタメンを予想する。

 1、2番コンビは近本光司と中野拓夢が順当か。盗塁王と最多安打を毎年争う2人は、2023年もチームに大きな勢いをもたらした。4番に大山悠輔、5番に佐藤輝明、昨季“恐怖の8番”として活躍した木浪聖也を置くと、残りは3番、6番、7番に誰が入るかということになる。

 3番には2023年終盤にレギュラーを掴んだ森下翔太外野手を入れた。昨年11月に行われたアジアチャンピオンシップでも大活躍。順調にキャンプを過ごせば、クリーンアップとなるだろう。

 6番には左翼手として小野寺暖を入れた。2021年に支配下登録され、2023年は43試合の出場で打率.347をマーク。2軍でも打撃では頭一つ抜けており、オープン戦ではノイジーらと鎬を削ることになる。捕手では坂本誠志郎と梅野隆太郎の争いが予想されるが、梅野は怪我からの復帰明けということもあり、ゴールデン・グラブ賞を受賞した坂本を選んだ。

 開幕投手は2023年に大ブレークを果たした村上頌樹投手を予想する。1年前は4月に4試合(3先発)に登板して自責点ゼロと完璧なスタートを切った。シーズンを通して防御率1.75、WHIP0.74と安定感は抜群。2年連続のフル回転を期待したいところだ。

【一覧】揺れる3枠…気になる左翼手に25歳を抜擢 阪神の開幕スタメンを最速予想

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