10年でたった1人の「40」…大谷翔平に立ちはだかる“壁” 306発男も経験した懸念材料

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

ドジャースで40HR以上は直近10年で1人…手術明けの大谷翔平は到達なるか

 ドジャースに加入した大谷翔平投手は昨年9月に右肘の手術を受けており、2024年は打者専任となる。気になるのは回復具合で、開幕から全開でいけるのか。やや不安なデータもある。

 大谷はエンゼルス1年目の2018年に326打数で22本塁打。「14.8打数に1本」の割合だった。同年10月1日に右肘のトミー・ジョン(TJ)手術を受け、迎えた2019年は384打数で18本塁打。「21.3打数に1本」に落ちた。

 通算306本塁打を誇るフィリーズのブライス・ハーパー内野手は2022年11月に右肘のTJ手術を受け、2023年5月に復帰。オールスター前は210打数で3本塁打だったが、オールスター以降は一変し、247打数で18本塁打を放った。手術明けは復調するまでに一定期間を要する場合もあるようだ。

 ドジャースで直近10年で年間40発以上を記録したのは2019年のコーディ・ベリンジャー外野手(47本)だけで、140年の長い球団史の中でも10人と少ない。ムーキー・ベッツ外野手は昨年、あと1本届かず39本だった。手術明けの年に快挙を達成できるか。注目される。

(Full-Count編集部)

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