14年経っても消えぬ衝撃…NY紙称賛「不朽の名声」 ヤ軍史で輝く松井秀喜の“伝説”

2009年ワールドシリーズで本塁打を放ったヤンキース・松井秀喜【写真:Getty Images】
2009年ワールドシリーズで本塁打を放ったヤンキース・松井秀喜【写真:Getty Images】

2009年のワールドシリーズでMVPに輝いた

 ヤンキースは今オフ、トレードでパドレスからフアン・ソト外野手を獲得した。“天才”とも称される25歳は、名門球団で輝くことができるか。地元紙「ニューヨーク・デイリーニュース」では近年、ヤンキースへ移籍した主な野手の成績を振り返り、松井秀喜外野手に言及。「不朽の名声を与えた」と評した。

 松井は巨人最終年の2002年に50本塁打を放ち、オフにヤンキースと契約。本拠地開幕戦で球団新人史上初となる満塁本塁打を放った。「米国での初年度で、彼のパワーが絡む成績は全体的に落ちた。彼は16本塁打でシーズンを終えた」と評価。翌2004年に日本選手初の30本塁打である31本を放ち、「他の4シーズンで20本塁打以上を記録した」と振り返った。

 大きなインパクトを残したのは2009年。同年は打率.274、28本塁打、90打点の成績を残していたが、フィリーズとのワールドシリーズではひと際輝いた。3勝2敗とリードした第6戦で先制2ランを含む1試合6打点の大活躍。シリーズ通して13打数8安打3本塁打8打点、打率.615、OPS2.027の圧倒的な成績を残し、MVPに輝いた。

 同メディアは松井のワールドシリーズの活躍に言及。「MVPを獲得した2009年のワールドシリーズで猛烈な活躍をしたことで、彼はヤンキース史において自身に不朽の名声を与えた」と称賛を止めなかった。

(Full-Count編集部)

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