ド軍がまた“エース右腕”を補強? 山本&剛腕獲得も…もたらす安定感「魅力的な選択肢」

Wソックスのディラン・シーズ【写真:ロイター】
Wソックスのディラン・シーズ【写真:ロイター】

ホワイトソックスのディラン・シーズにトレードの可能性

 ドジャースがホワイトソックスのディラン・シーズ投手の獲得を検討している可能性があると、4日(日本時間5日)に「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が伝えた。シーズは28歳の右腕で、2021年には13勝、2022年は14勝を挙げてサイ・ヤング賞投票で2位となった。

 2023年は7勝9敗、防御率4.58と負け越したものの、3年連続で32試合以上に登板している安定感は魅力だ。記事では右腕のトレードの可能性が高くなっていることに触れ、ヤンキースとオリオールズが争奪戦の中心にいるとし、その他にもドジャース、カージナルス、レッドソックスが“絡んでいる可能性があるチーム”として挙げられた。

 MLB公式サイトは「シーズはFAになるまであと2年あり、ブレイク・スネルやジョーダン・モンゴメリーといった市場にまだ残っているトップFA選手よりもお買い得であることから、先発ローテを補強したいチームにとっては魅力的な選択肢だ」と右腕について説明している。

 大谷翔平投手、山本由伸投手の所属するドジャースでは、先発ローテーション入りが予想されているウォーカー・ビューラー投手はトミー・ジョン手術明け、トレード獲得したタイラー・グラスノー投手も毎年怪我に悩まされている。山本もメジャーでの実績はまだないだけに、シーズンを通して投げられるシーズを獲得となれば、層はより厚くなる。

(Full-Count編集部)

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