大谷翔平を失い約1か月…止まぬ“悲鳴” 補強わずか1.4億円、埋まるはずない大きな穴
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エンゼルスが先発補強も…ファンは「オオタニがいなければ」
エンゼルスは6日(日本時間7日)、ザック・プリーサック投手の獲得を発表した。昨年本塁打王を獲得するなど、チームの中心選手だった大谷翔平投手の移籍が決まってはや1か月。新戦力を加えてもその穴は大きすぎるようで、球団が何かを発表するたびに、ファンからは皮肉の声が集まっている。
チームはサイ・ヤング賞のブレイク・スネル投手とも交渉を進めているという報道があるものの、獲得には至っていない。ペリー・ミナシアンGMは「このオフシーズンはアグレッシブに攻める」と語っているものの、効果的と言える補強はできていない状況だ。
今回、1年100万ドル(約1億4500万円)での獲得が発表されたプリーサックは2021年は25試合に10勝をマークしたが、2022年は9月にマウンドを殴って骨折してしまうなど3勝12敗。昨季はシーズン途中でDFA(事実上の戦力外)となっていた。
投打の柱を失ったファンの心は、そう簡単には落ち着かない。球団X(旧ツイッター)がプリーサックの獲得を伝えた投稿には、「チームを売却せよ」というコメントの他、「これでオオタニ流失の埋め合わせだ笑」「オオタニサイズの穴を埋めたぞ。でかしたエンゼルス」「オオタニがいなければ、(試合に勝つのは)ノーチャンスだ」「彼は新しいオオタニとなるのか?」などと、皮肉る声がSNS上に多く並んでいた。
(Full-Count編集部)
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