MLB全球団併せても敵わぬド軍の補強 大谷翔平ら乱獲で…異次元1536億円補強の実態

ドジャース・山本由伸(左)と大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・山本由伸(左)と大谷翔平【写真:ロイター】

ドジャースのFA支出が他29球団の合計を上回った

 ドジャースの今オフは、大谷翔平投手、山本由伸投手らを獲得するなど、悲願の世界一へ“本気モード”だ。カナダメディア「ザ・スコア」のトラビス・ソーチック記者によると、ドジャースがFAに対して費やした金額は、他のMLB29球団の合計額を上回るという。

 ドジャースは昨年12月に大谷と10年7億ドル(約1010億円)で契約。また、山本を二刀流の大谷を除いて投手史上最高額となる12年3億2500万ドル(469億円)で獲得した。さらに大谷への背番号譲渡で話題となったジョー・ケリー投手、ジェイソン・ヘイワード外野手ともそれぞれ単年で再契約した。

 さらにマリナーズからFAとなっていた強打の外野手、テオスカー・ヘルナンデスを1年2350万ドル(約34億円)で獲得。その時点でFA選手に対する支出額は10億6600万ドル(約1536億円)となった。ソーチック記者によると、他の29球団の合計は10億5600万ドル(約1522億円)だ。

 この数字には、トレードや契約延長は含まれていない。ドジャースは他にもレイズからトレードでタイラー・グラスノー投手を獲得し、5年1億3650万ドル(約197億円)で契約を延長した。今後もドジャースの補強は続くのだろうか。

(Full-Count編集部)

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