譲渡金100万円未満も…昇格で最大5億円の可能性 契約全容が判明、上沢が目指す“恩返し”

レイズに入団が決まった上沢直之【写真:荒川祐史】
レイズに入団が決まった上沢直之【写真:荒川祐史】

レイズとマイナー契約…譲渡金は現時点では約93万円

 日本ハムからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた上沢直之投手はレイズとマイナー契約を結んだ。メジャー昇格で金額が上がる“スプリット契約”。日本ハムへの譲渡金は現時点ではわずか6250ドル(約93万円)となっている。

 MLB公式サイトによると、上沢は契約金2万5000ドル(約370万円)、年俸は22万5000ドル(約3300万円)となっている。メジャー昇格時には、年俸は250万ドル(約3億7000万円)となり、出来高は最大100万ドル(約1億4800万円)。70投球回到達で10万ドル(約1500万円)、それ以降は10投球回ごとに10万ドルとなっている。

 今オフ、ポスティングでメジャー移籍を目指した選手では、今永が譲渡金が最低982万5000ドル(約14億6000万円)山本由伸投手が最大で5060万ドル(約74億9000万円)となっている。上沢はメジャーへ昇格した際には、手にした金額の15%が日本ハムに譲渡金として支払われる。茨の道を駆け上がり、古巣へ恩返したいところだ。

(Full-Count編集部)

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