防御率81.00の大誤算…楽天退団の左腕が“楽天”へ 幻に終わったメキシコ代表の実力

パイレーツ時代のマニー・バニュエロス【写真:Getty Images】
パイレーツ時代のマニー・バニュエロス【写真:Getty Images】

台湾プロ野球の楽天モンキーズは、バニュエロスの獲得を発表した

 CPBL(台湾プロ野球)の楽天モンキーズは24日、マニー・バニュエロス投手の獲得を発表した。昨季は楽天でプレーしたが、わずか1試合の登板で2/3イニングを投げて6失点。防御率81.00に終わり、12月に退団が発表されていた。その後はメキシコのウインターリーグに参加し、日本の楽天から台湾の楽天への移籍が決まった。

 2008年にヤンキース入りし、2015年にブレーブスでメジャー初登板。2020年からはCPBLの富邦で活躍したが、2021年7月に東京五輪にメキシコ代表として出場するために退団した。2022年にはヤンキースとマイナー契約を結び、7月にパイレーツにトレード移籍。計35試合に登板して防御率4.39とメジャーで結果を残した。

 そして昨季は楽天でプレーしたが、1軍登板は5月17日のソフトバンク戦(山形)のみ。1イニング持たずに4安打2四球6失点と炎上し、防御率81.00という数字を残してしまった。2軍では18試合に登板して7勝6敗、防御率3.90。日本の楽天では不甲斐ない成績に終わったが、台湾の楽天で汚名返上できるだろうか。

(Full-Count編集部)

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