中日右腕が覚醒…米コーチ唸る「マジでビースト」 球速2キロ上昇、浮き上がる剛速球

中日・福谷浩司【写真:荒川祐史】
中日・福谷浩司【写真:荒川祐史】

中日の福谷浩司は大リーガーも通う施設「Thread Athletics」で米国修行

 中日の福谷浩司投手が、米国修行の成果を発揮しコーチを唸らせている。昨年11月から多くのメジャーリーガーも通う投手専門のトレーニング施設「Thread Athletics」で自主トレを行っていることを、自身のSNSなどで報告。同施設のX(旧ツイッター)は29日(日本時間30日)、最新の投球映像を公開した。

 映像では、背後と正面からの迫力あるピッチングを披露。「NPBでプレーする福谷浩司投手が、はるばるThread Athleticsの本部にやってきた。パフォーマンス・コーチのハンター・タウンセンド氏の指導の元、ブルペンで彼の平均球速は92マイル(約148キロ)まで向上した」とのコメントが添えられている。

 浮き上がるような軌道に、タウンセンド氏も「カモン、コウジ。カモン、ビースト」と唸る。最後には「今日は平均92マイル(約148キロ)だったよ。今日は本当に素晴らしかった。(縦の変化、横の変化、スピード)全てが向上した。前回のブルペンでは、平均90.8マイル(約146.1キロ)だった。マジでビーストだよ!」と総括していた。

 2012年ドラフト1位で中日入りし、今季でプロ12年目を迎える33歳。昨季は14試合に登板し、3勝4敗、防御率5.17と、2年連続で結果を残すことができなかった。研究熱心なことで知られる右腕だが、米国修行の成果をシーズンでも発揮できるのだろうか。2年連続最下位に沈んだ中日を救う投球に期待したい。

【実際の映像】「マジでビースト」浮き上がる剛速球…米コーチ唸った福谷のド迫力ピッチング

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