100勝したのに…悲惨だったド軍先発陣 山本由伸らに1800億円、必然だった“巨額補強”

ドジャース・山本由伸【写真:ロイター】
ドジャース・山本由伸【写真:ロイター】

MLB公式サイトが注目…ドジャース先発の「状況は変わるはず」

 今オフ、総額1800億円の補強を行ったドジャースは、昨季からローテーションも一新しそうだ。MLB公式サイトは「2024年のシーズン、各チームにとって鍵となる1つのナンバー」と題してドジャースの先発投手陣の防御率に着目した。

 今オフ、大谷翔平、山本由伸、タイラー・グラスノー、ジェームズ・パクストンを補強した。大谷は右肘手術の影響で今季は打者に専念するが、それでもローテーションは大きく変わりそうだ。

 昨季のドジャースは、100勝62敗でナ・リーグ西地区を2年連続で制覇した。しかし、先発防御率は4.57でメジャー20位。先発補強が必須だった。同メディアは「先発ローテーションに巨額の投資をした。その理由を理解することは難しくない」と言及した。

 プレーオフではランス・リン投手が史上初となる1イニング4被弾を許すなどもあり、ダイヤモンドバックスとの地区シリーズで敗退。短縮シーズンの2020年に世界一になって以降、ワールドチャンピオンには輝いていない。

 同メディアは「ポストシーズンではさらに酷くなり、ドジャースの先発投手陣はダイヤモンドバックスに3連敗を喫した際、わずか4回2/3で13失点を喫した」と酷評。「2024年は、ヤマモト、グラスノー、パクストンの加入、そして、ウォーカー・ビューラーの復帰で、状況は変わるはずだ」と改善を期待した。

(Full-Count編集部)

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