大谷翔平を獲得しても“儲からない”? 地元メディアが指摘…放映権に旨みなしの現実

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

ドジャース入りした大谷翔平が生み出す波及効果

 10年7億ドル(約1024億円)の超大型契約でドジャースへ移籍した大谷翔平投手は、“翔平マネー”を運ぶことができるのか。ワシントン州地元放送局「KIRO 7」のジャック・バエア記者は「オオタニの契約が生み出す波及効果」として、ドジャースが儲かるのか、それとも儲からないのかについて言及している。

 同記者は「儲からないこと」として日本からの放映権料が挙げられると指摘。「ドジャースは米国内での放映権を管理し、収益を得ることができる。しかし、国際放映権はMLBが一括管理をしている。収益は、均等に30球団に分配される」と説明するように、放映権では所属球団に“うまみ”がない。

 さらに、同記者は「儲からないこと」を列挙する。「今シーズン、日本ではドジャースの試合に間違いなく大きな注目が集まるだろうが、ユニホームの売上と同様にドジャースは1/30の収益しか受け取ることができない」とバッサリだ。

 記事内では、MLBはスポーツメーカーと結んだライセンス契約を一括に管理しており、各球団に均等に分配することも紹介。大谷翔平を獲得しても“儲からない”可能性を示唆していた。

(Full-Count編集部)

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