逸材21歳は「新人王獲れるぞ」 WLで三振量産…大成長の右腕に解説者も「レベル高い」

ロッテ・中森俊介【写真:荒川祐史】
ロッテ・中森俊介【写真:荒川祐史】

ロッテの中森はABLに参戦して6試合で防御率2.38、34イニングで39奪三振

 ロッテの中森俊介投手は、オフにオーストラリアン・ベースボールリーグ(ABL)で武者修行に励んだ。プロ4年目の今季は、まさに“勝負の年”。沖縄・石垣島キャンプ初日にブルペンで投球練習を行い、解説者も太鼓判を押す仕上がりを披露した。ファンも「新人王獲れるぞ!」「今年は中森の年だと思ってる」との声を上げた。

 明石商から2020年ドラフト2位で入団した中森は、昨季1軍デビュー。13試合に登板してプロ初勝利も挙げるなど3勝2敗、3ホールドポイント、防御率3.54という成績を残した。

 シーズンを終えるとABLに参戦。6試合で2勝2敗、防御率2.38、34イニングで39三振を奪い、奪三振率10.32を記録した。解説者の清水直行氏も「三振を取れることは証明できたと思うので、これをそのまま。アウトの取り方をちょっと覚えたらある程度スッと行くと思うんですよね。スタイルはあると思うんですけど、もし先発で勝負していくのであれば1球でアウトを取るというのもあるので。ボール、持っているものは非常に高いので、レベルは。そこだけですね、ピッチングをどう覚えるかっていうところですね」と課題と期待を示す。

「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが投球映像を公開すると、「中森には先発ローテに入って2桁勝利を達成してほしい」「振りかぶる投手は最近では珍しい。やっぱりカッコいい」「鋭い目つき、気持ちがみなぎってますね!」「頼むぞ15勝」「今年は中森がどれだけやれるか楽しみ」「頼むで!」とファンから続々とエールが送られていた。

【実際の映像】解説者も太鼓判「レベル非常に高い」 逸材21歳の進化したブルペン投球

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