1800億円費やしてもド軍はまだ補強? 浮上した元助っ人…番記者が占う“有力候補”

現在FAのライアン・ブレイシア【写真:ロイター】
現在FAのライアン・ブレイシア【写真:ロイター】

「双方にとって理にかなっている」ブレイシアは2017年広島でプレー

 大谷翔平投手や山本由伸投手ら、今オフ大型補強を行ったドジャース。しかしまだ補強する可能性があるようだ。その候補には、元広島助っ人やサイ・ヤング賞3度の左腕の名前も挙がっている。

 ドジャース公式サイトで、ファンからの「ドジャースができるギリギリの補強は何かありますか? (加えるなら)リリーフ?」との質問に、ホアン・トリビオ記者が答えた。

「開幕までにあと1つか2つ(パズルの)ピースを加えると見込んでいる。リリーフ、特にライアン・ブレイシアは双方にとってかなり理にかなっているが、右腕は引退までにもう一度大型契約をお金に換えたいと思っているかもしれない。リリーフ投手の市場は好調なようで、ブレイシアは残っているFA投手の中では屈指。ドジャースは彼がFAになってから終始関心を示しているが、結局は彼がどこでプレーしたいか次第。ドジャースは昨季最後3か月にわたって彼のキャリアを救う手助けをしたので当然有利だ」

 ブレイシアは2017年に広島でプレーし、26試合の登板で2勝1敗、2ホールド1セーブ、防御率3.00という成績を残した。2018年からレッドソックスに所属。昨年5月21日(日本時間22日)に放出され、6月4日(同5日)にドジャースとFA契約、11月2日(同3日)にFAとなっていた。

 トリビオ記者はほかにも「ドジャースはレッドソックスからトレードの可能性があるケンリー・ジャンセンとのつながりも指摘されている。そうなったらかなりのニュースになる。そしてクレイトン・カーショーという将来殿堂入りが確実な投手もまだFAだ。少なくともオールスター以降まではカーショーを(マウンドで)計算に入れられないこともあり、彼がいつ決断するかが興味深い」。通算420セーブの“現役最強守護神”や210勝左腕ら“大物”の名前も挙げた。

(Full-Count編集部)

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