“怪物2人”阻み続ける大谷翔平 「うまくいくとは限らない」跳ね返したスターの宿命

ヤンキースのフアン・ソト、ドジャース・大谷翔平、ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.(左から)【写真:ロイター】
ヤンキースのフアン・ソト、ドジャース・大谷翔平、ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.(左から)【写真:ロイター】

MLB公式「デビューシーズンで各年の最高選手は誰か?」で2018年に選出

 スター選手にはライバルが存在するのが常だが、ドジャースの大谷翔平投手にも、そう呼べる選手が2人いる。MLB公式サイトは「直近20年間のデビューシーズンで各年の最高選手は誰か?」との見出しで特集を掲載。2018年を「ショウヘイ・オオタニ(エンゼルス)」とし、ライバル2人の名前を挙げている。

 同記事では「(2018年は)3人の未来の殿堂入り候補がデビューしたシーズン」と紹介。大谷の他にロナルド・アクーニャJr.外野手(ブレーブス)、フアン・ソト外野手(ヤンキース、当時ナショナルズ)に触れている。大谷とアクーニャJr.は昨季、両リーグのMVPを分け合ったが、ソトはまだ受賞はない。

 すでに日本で実績のあった大谷は、2018年3月29日(日本時間30日)に敵地でのアスレチックス戦でデビューし、5打数1安打でメジャー初安打をマーク。その2日後の4月1日(同2日)には、6回3安打3失点でメジャー初勝利を挙げた。それから約6年の月日が経ったが、今でもこの世代のトップを走り続けている。

 同記事では、「過去20年間のそれぞれのシーズンで、デビューした最高の選手は誰か?」という問いに対して、「それはいつも明白だとは言えない」と指摘している。「見てわかる通り、必ずしもうまくいくとは限らない」。大きな期待を背負いながら、それに応え続けているのも大谷の凄さと言えるだろう。

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