被安打ゼロでも染みつく大谷翔平の“恐怖” ド軍右腕が矛盾回答のワケ「粉砕される」
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ビューラーはドジャース一筋で通算46勝「ここにいられることは幸運」
ドジャース一筋で通算46勝のウォーカー・ビューラー投手が10日(日本時間11日)、改めて大谷翔平投手と同僚になった喜びを語った。大谷が対戦したいと話していたことを伝えられると「一緒にプレーする方がいいよ。彼と対戦するのは、あまり好きではないかな。味方になってくれて嬉しいよ」と笑った。
仮に対戦したら、という問いには「粉砕されると思う。彼からアウトを奪ったことは今までにないと思うよ」。実際には2020年に2度対戦して2打数0安打と封じているが、それほどまでに強打者のイメージが染みついているのだろう。
スプリングトレーニングはまだ2日目だが「努力は才能に勝るということわざがあると思うが、彼は両方を持っている。近くで見られることは楽しいし、クールなことだ」と練習姿勢に感心していた。
また山本由伸投手とも親交を深めているようで「トレーニングにも興味がある。ジャベリントレーニングのやり方を教えてくれると言った。米国人の選手はトレーニング方法が似ているから、(教えてくれることを)楽しみにしている」。山本は身長178センチとメジャーの投手の中では低い方だが「(身長が低くても成功した例は)たくさんある。まず思い浮かぶのがティム・リンスカム。リリースやスピンが素晴らしかった。(身長だけではなく)全体像を見るようにしている」と話した。
大谷と山本の加入により、ドジャースは例年に増して注目度が上がっている。ビューラーは「チーム全体にとってもいいことだと思う。WBCのときの注目度や熱気のように報じられることは、球界にとっていいことだ。私たちがここにいられることは幸運なことだ」と歓迎していた。
(Full-Count編集部)
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