5位指名の“逸材”が「嬉しい誤算すぎる」 掘り出し物にファン絶賛「キレえぐいな」

紅白戦に登板した巨人・又木鉄平【写真:小林靖】
紅白戦に登板した巨人・又木鉄平【写真:小林靖】

巨人・又木、紅白戦でピンチ招くも1回2奪三振無失点

 巨人の又木鉄平投手(日本生命)が11日、宮崎キャンプでの紅白戦に登板。1回を投げて2三振無失点の好投を見せ、7日のシート打撃に続いて首脳陣にアピールした。ファンからも「かなり良い」「キレえぐいな」とコメントが寄せられるなど、期待が高まっている。

 昨年のドラフト5位、チームの支配下の中では最後の指名で入団した又木は、キャンプA班スタートになると、7日に初めて行われた実戦形式のシート打撃に登板。打者6人を無安打4奪三振に抑え込み、登板した6投手の中でピカイチの結果だった。

 阿部慎之助監督もシート打撃後に、「力感のないフォームから、(球速が)144~145(キロ)出る。真っすぐで空振りを取れるのは魅力的ですよね」と又木を評価。スライダーやチェンジアップを駆使しながら、岡本和真内野手を含めた打者を圧倒した。

 紅白戦では、白組の2番手として2回から登板。先頭の岡田悠希外野手は外角直球で見逃し三振に仕留めた。続く大城卓三捕手には左前打、増田陸内野手は中堅の失策で1死二、三塁とされたが、フリアン・ティマ外野手は高めの直球で空振り三振、増田大輝内野手は一直に抑え、無失点で終えた。

 ピンチこそ背負ったものの、高い奪三振率はシーズンでの活躍を期待させる。ネット上のファンからも「貴重な中継ぎ左腕爆誕の予感!」「ほんと又木楽しみです」「又木が嬉しい誤算すぎる」「ストレート美しいなぁ」と声が上がっていた。

【実際の様子】「嬉しい誤算すぎる」とファン絶賛 紅白戦に登板した巨人・又木

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