なぜ山本由伸は「ヤマモーロ!」と呼ばれる? 飛び交う違和感…英語ならではの理由

キャンプでトレーニングを行ったドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】
キャンプでトレーニングを行ったドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】

キャンプ地では「ヤマモーロ!」と呼ぶファンが多い

 ドジャースがキャンプインを迎え、米アリゾナ州グレンデールの施設には多くのファンは訪れている。新加入の山本由伸投手への注目度も大きく、ファンも声援を浴びせるが、呼びかけをよく聞くと「ヤマモーロ!」「ヤマモロ!」と呼ぶファンが多いのだ。これは英語ならではの発音が理由にある。

 ヤマモトではなく、なぜ「ヤマモロ」と呼ぶファンが多いのか。山本はローマ字にすると「Yamamoto」となり、tは母音「o」で挟まれる。英語ではこの場合は「t」の発音が変化する場合が多い。

 この発音は「flap-t」(フラップT)とも呼ばれ、「water」を「ワラー」、「better」を「ベラー」と発音するように、母音に挟まれた「t」は発音しない、もしくは発音に変化が生まれる場合がある。そのため、発音に慣れた現地のファンは自然と「ヤマモロ」と発音してしまうようだ。

 ネット上の日本人ファンも、現地ファンの発音に注目。「ヤマモロがこだましてる」「アメリカ人、母音の後のTはたいがい『タ行』じゃなくて『ラ行』」「ファンからヤマモロだったりヨシって呼ばれたりしてるけど、何て呼ばれ方が定着するんだろなぁ」「ヤマモトって発音しずらそう」「海外での山本の呼び名がヤマモーロになりそうで草」「ヤマモーロ(笑)」「やっぱり発音難しいんだね」とコメントしていた。

 現地ファンには、どのような呼び名が定着するのだろうか。

【実際の動画】各所から「ヤマモーロ!」 山本由伸が現れファンが大興奮の様子

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