美人レポーターが抱く“日本愛” 寿司が大好物…大谷翔平取材は「特別なこと」

ドジャース・大谷翔平を取材するキルステン・ワトソンさん(左)【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平を取材するキルステン・ワトソンさん(左)【写真:荒川祐史】

スポーツネットLAのワトソンさん、日本には「才能ある選手がたくさんいる」

 ドジャース放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」でレポーターを務めているキルステン・ワトソンさんが“日本愛”を語り尽くした。オフに大谷翔平、山本由伸両投手がドジャースに加入。「日本には才能ある選手がとても多い。その選手が1か所に集まる。見ていて、とても驚いています」と語った。

 2022年からスポーツネットLAのレポーターとしてドジャースを担当。大谷、山本の両選手が加入するまで自軍選手として日本選手と接したことはなかったが、日本の野球へは敬意の念を抱いている。

「才能ある選手がたくさんいることは知っています。ほら、WBCで日本は優勝したでしょ? それに米国にきた選手たちが成功を収め続けていることからも、日本国内、そして球団もリーグそのものも非常に競争が激しく、才能ある選手たちを輩出していることが分かります。MLBは最高レベルのリーグだと思っていますが、NPBも競争が激しいリーグ。ちょっとした戦いになっていますよね」

侍J大谷vs米国代表トラウト「最高の瞬間だった」

 昨春のWBC決勝。侍ジャパン・大谷翔平vs米国代表・マイク・トラウトのラストバトルは、ワトソンさんの目に焼きついている。「あれは米国の野球ファンにとっても最高の瞬間だった。あれを目撃できたのは信じられないほど素晴らしいこと。あの瞬間の興奮と張り詰めた雰囲気は目を見張ったわ」。興奮気味に振り返った。

 日本語は「単語をいくつか知っているだけ。でも学び始めようと思っているの」と習得に意欲を燃やしている。大谷、山本の加入で、その思いは一層強まったようだ。「スプリングトレーニングが終わる頃には文章を1つぐらい言えるようになっているといいわ。それが目標。ヨシノブからでも、ショウヘイからでも、イッペイからでも。レポーターとしても1人の人間としても異文化や異なる言語を学んで成長していければ」と前を向いた。

 ワトソンさんに来日経験はないが、「このオフに行ければと思っている」。日本料理は好物で、特に「寿司には目がない」という。「鯛やサーモン。カリフォルニアは海に面しているから世界有数の寿司が食べられる。日本に行ったら寿司を食べてみなくちゃね。あとラーメンも大好き」と目を輝かせた。

 今季はレポーター3年目。「ショウヘイ・オオタニを日々目撃できるのは特別なこと」。真摯に日々のレポートに力を注いでいく。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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