大谷翔平が押し上げる“ブランド力” 加入後に世界屈指へ…ド軍にもたらした恩恵

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

大谷翔平は「並外れた野球選手以上の存在」

 今オフ、エンゼルスからFAになった大谷翔平投手は10年総額7億ドル(約1052億円)の契約でドジャースに入団した。MLB公式サイトは、世界的なアイコンである大谷を獲得したことは、ドジャースを世界で最も認知されたブランドの1つに押し上げたと伝えている。

 記事は大谷を「並外れた野球選手以上の存在だ」と表現。「世界的なアイコンであり、ドジャースを瞬時に世界で最も認知されたブランドの一つに押し上げた」とし、「ドジャースをワールドシリーズ制覇の有力候補に押し上げた」と解説する。

 昨年9月に右肘手術を受けた影響で今季は打者に専念するが、大谷の出場試合は「自動的に必見の試合となる」とも主張。「ドジャースは地球上で最も優れ、最も有名で、最も刺激的な野球選手を獲得したのだ」と述べている。

 さらに大谷を含めた大型補強についても言及。投手では山本由伸、ジェームズ・パクストンらを獲得し、タイラー・グラスノーをトレードで迎え入れた、クレイトン・カーショーやジョー・ケリーと再契約した。野手ではFAの目玉の1人だったテオスカー・へルナンデス外野手を手にし、ジェイソン・ヘイワード外野手と再契約、トレードでマニュエル・マーゴ外野手も加わった。

 こうした動きを「新たな補強を許された唯一のチームのように見えた」と表現。「比類ないほどアグレッシブ」と評価している。大谷の加入で球団の価値も大きく上がったとされるドジャース。4年ぶりワールド制覇を目指す今季は、どんな戦いを見せてくれるだろうか。

(Full-Count編集部)

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