山本由伸の155キロ“初登板”を20年MVP男が絶賛 抜群の制球力に「感心した」

ライブBPに初登板したドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】
ライブBPに初登板したドジャース・山本由伸【写真:荒川祐史】

「これ以上できないと言っていいほど制球力がある」

 ドジャースの山本由伸投手は17日(日本時間18日)、米アリゾナ州グレンデールの球団施設で実戦形式の打撃練習「ライブBP」に初登板した。フレディ・フリーマン内野手、ムーキー・ベッツ外野手ら主力選手と対戦。打者6人に対して27球を投げて、安打性の打球は1本だった。最速155キロ。山本は「85点。思ったより良かった」と笑顔を浮かべた。

 2020年MVPで通算321本塁打を誇るフリーマンにも動じなかった。5球を投げ、見逃しとファウルが2球ずつ、ボール1球と前に飛ばさせなかった。「本当に感心した。もちろん制球力に感心したけど、全員がライブBP初登板を見ていた。その状態で今日できたということは本当に感心する」と目を細めた。

 オリックス時代の昨季は164回を投げて28四球と制球力が武器だった。滑りやすいとされるメジャー球も完全に操り、「映像は見れるけど、実際に打席に入って対戦すると、頭の動かし方、一時停止、そして色々と(身体を)動かしていること(に気が付いた)。そして、これ以上できないと言っていいほど制球力がある」と称えていた。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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