エンゼルスでは防御率9.95→戦力外後11試合無失点 期待を裏切った右腕がまさかの復帰

ハンター・ストリックランド(写真はレッズ時代)【写真:Getty Images】
ハンター・ストリックランド(写真はレッズ時代)【写真:Getty Images】

エンゼルスはストリックランドとマイナー契約、メジャーキャンプ招待選手

 エンゼルスは16日(日本時間17日)、ハンター・ストリックランド投手とマイナー契約を結んだ。スプリングトレーニングに招待選手として参加する。メジャー通算9年で408試合に登板した実績を持つ35歳のベテラン救援右腕で、メジャー昇格を果たせれば、2021年以来3年ぶりのエンゼルス復帰となる。

 2007年ドラフト18巡目(全体156位)でレッドソックスに指名され、2014年にジャイアンツでメジャー初登板。2018年には守護神も務めるなど、勝ちパターンを担った。レイズ時代の2021年5月15日(同16日)にはエンゼルスへトレードされたが、移籍後は9試合の登板で防御率9.95と炎上を繰り返した。

 6月7日(同8日)には獲得から約3週間ほどでDFA(事実上の戦力外)になったが、ブルワーズに金銭トレードされると見事に復活した。移籍後初登板から11試合連続で無失点を記録するなど、35試合に登板して3勝2敗2ホールド、防御率1.73。2022年はレッズで66試合に登板したが、昨季は登板ゼロに終わった。

 エンゼルスのブルペンは守護神のカルロス・エステべス投手を筆頭に、新たに補強したロバート・スティーブンソン投手やマット・ムーア投手らが勝ちパターンを担うと見られる。さらにルイス・ガルシア投手、アダム・シンバー投手らも控えており、ベテラン右腕は主力の離脱などに備えることになりそうだ。

(Full-Count編集部)

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