日本ハムに7死球…韓国メディアも辛辣「酷いレベル」 5試合で48四死球「これが現実」

韓国サムスンナイン(写真は2020年)【写真:Getty Images】
韓国サムスンナイン(写真は2020年)【写真:Getty Images】

韓国サムスンは日本ハムとの練習試合で乱調、新庄監督に苦言を呈された

 沖縄キャンプで投手陣の乱調が止まらないKBO(韓国プロ野球)のサムスンに、韓国メディアも酷評している。17日に行われた日本ハムとの練習試合(名護)では15四死球を与えるなど3-18の大敗。新庄剛志監督に「収穫? それどころじゃなかった。とにかく死球が怖くて怖くて」と苦言を呈されていた。

 初回1死から松本剛に死球を与えると、野村に四球、万波にも死球で満塁に。球場には怒号も起きた。その後も投手陣は不安定な内容が続き、結局8四球、7死球。新庄監督は「指が挟まって骨折でもしたらどうしようと、そればかり考えた。今日の試合で、野球はピッチャーだなと分かった」と振り返っていた。

 韓国メディア「SPOTVニュース」は、「いくら練習試合とはいえ、死球を7個も与えるなんて。これがサムスンの現実なのか。酷いレベルだった」と辛辣に伝えた。今キャンプでは中日、日本ハム、ロッテ、巨人と練習試合を行ったが、5連敗に加えて5試合で計48四死球。練習試合とはいえ、シーズンに不安を残す。

 サムスンと言えば、2011~15年にかけてKBO史上初となるレギュラーシーズン5連覇を達成するなど、日本の野球ファンにも名前を知られる名門球団だ。阪神で守護神を務めたオ・スンファン投手や西武で活躍したデビッド・マキノン内野手ら日本でおなじみの選手たちも多くプレーしている。

(Full-Count編集部)

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