鈴木誠也が信頼する師匠の存在「いい方向に」 “キャンプイン”した日本の安打製造機

パーソナルコーチとしてキャンプに参加している内川聖一氏(左)とカブス・鈴木誠也【写真:編集部】
パーソナルコーチとしてキャンプに参加している内川聖一氏(左)とカブス・鈴木誠也【写真:編集部】

内川聖一氏が鈴木誠也のコーチとしてキャンプに参加

 カブスの鈴木誠也外野手が19日(日本時間20日)、アリゾナ州メサの球団施設でメジャー3年目のキャンプインを迎えた。DeNAやソフトバンクで活躍した内川聖一氏も、鈴木のパーソナルコーチとしてキャンプに参加。内川氏は「彼がどういうバッティングを目指していくのかがメインになる。そのバッティングの話をこれから2週間の間にしっかり引き出していけたらいい。いろんなことをサポートしたい」と話した。

 2016年オフに自主トレーニングをともにしたことから、鈴木との親交を深めてきた内川氏は「3割、30本ぐらい打てる力はあると思う。去年の夏過ぎからの感覚を1年間続けられれば不可能な数字ではない」。昨季の打率2割8分5厘、20本塁打を超える活躍を期待した。

 昨年の夏場には、調子を落としていた鈴木とアメリカで会って意見交換する機会があり、「日本でやってきた彼のバッティングの話をしながら、『こういうのはどうかな』と話はした。それが彼にはまったんだと思う」。この助言をきっかけに復調した鈴木は、9月以降、打率3割7分、7本塁打の好成績をマーク。プレーオフ争いを繰り広げたチームを中軸として引っ張った。

 昨年の活躍を受け、首脳陣から主軸としての働きを期待される今季。シーズンを前に、“師匠”にサポートを頼んだ鈴木は「第三者からの目線で見てもらうとまた違う。そういったアドバイスは必要だと思うのでお願いしました。シーズンに入る前に一度しっかり見てもらって、いい方向に進んでいければ」と意気込みを口に。プロ生活21年で通算2186安打を放った内川氏の助言を糧に、飛躍の1年を目指す。

(Full-Count編集部)

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