NPBと接触した台湾スター「10球団以上から連絡」 WBCベストナイン遊撃手がレイズ入り

レイズとマイナー契約を結んだ張育成(写真はレッドソックス在籍時)【写真:Getty Images】
レイズとマイナー契約を結んだ張育成(写真はレッドソックス在籍時)【写真:Getty Images】

レイズは張育成(ユー・チャン)とマイナー契約を結んだと発表した

 レイズは19日(日本時間20日)、張育成(ユー・チャン)内野手とマイナー契約を結んだと発表した。スプリングトレーニングに招待選手として参加し、メジャー昇格を目指す。日本行きの噂もあったが、今季も米国で挑戦を続ける。

 2013年に台湾プロ野球(CPBL)を経ず、インディアンスと契約した張育成。2019年にメジャー昇格すると、2021年には自己最多89試合に出場して打率.228、9本塁打、39打点をマークした。今年3月のWBCでは4番を務めたが、昨季はレッドソックスで39試合に出場して打率.162、6本塁打。オフにはFAとなっていた。

 台湾メディア「ETtoday」は、レイズとの契約に至った経緯を伝えた。マネージメント会社「ACES」によると、今オフには10球団以上から連絡があったが、ケビン・キャッシュ監督が自ら球団に推薦するなど交渉は順調に進んだという。

 張育成は11月に来日してアジアプロ野球チャンピオンシップを観戦。「ETtoday」は、日本の球団からも接触があったことを伝えていた。WBCベストナインにも輝いたアジア球界を代表するスター遊撃手は、再びメジャー昇格を目指す。

(Full-Count編集部)

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