バウアー「自分は刑期を終えた」 決まらぬ去就に「永久追放処分を受けたとは思っていない」

DeNAから自由契約となっているトレバー・バウアー【写真:荒川祐史】
DeNAから自由契約となっているトレバー・バウアー【写真:荒川祐史】

いまだ今季の所属チームが発表されていないバウアー

 昨季DeNAでプレーしたトレバー・バウアー投手は、いまだ今季の所属チームが発表されていない。メジャーで最後に所属したドジャースの地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」によると、「自分は刑期を終えた。復帰する機会をもらう資格があるのでは?」と話しているという。

 バウアーはドジャース時代の2021年、性的暴行などの疑いで複数の女性から訴えられ、324試合の出場停止処分を受けた(後に194試合に軽減)。昨季はDeNAでプレーし、球団外国人投手史上最多タイとなる10勝(4敗)、防御率2.76、130奪三振をマークした。

 オフに自由契約になると、メジャー復帰を熱望。米国の様々な番組にも出演し、最低年俸でもプレーするなどと“売り込み”を行っていたが、獲得するチームは現れていない。同紙は「どのメジャーチームも投手が必要だ。どのメジャーチームも、バウアーは欲しくない」と指摘している。

 バウアーは現在、YouTubeやSNSでもお馴染みの施設で日々トレーニングを行っているという。同紙のインタビューにバウアーは、「自分は、永久追放処分を受けたとは思っていない」「自分がしなかったことを咎められたことや、SNS上で人々への反応の仕方でいくつかの過ちを犯したことによってMLBではプレーできないことを意味するならば、それは自分が判断することではない。それはオーナー陣が判断することだ。そのようにならないことを願う」と胸中を明かした。

(Full-Count編集部)

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