屈辱のド軍“構想外”→1年後に掴んだ120億円 元MVPが打率1割台から遂げた大復活
2019年のナMVPベリンジャーがカブスと3年総額120億4000万円で再契約
2019年のナ・リーグMVP、コーディ・ベリンジャー外野手がカブスと再契約に合意したと24日(日本時間25日)、米複数メディアが報じた。ESPN」のジェフ・パッサン記者によると、年8000万ドル(約120億4000万円)。屈辱の“構想外”から大復活を遂げた。
ドジャース時代の2019年には156試合に出場。打率.305、47本塁打、115打点、15盗塁、OPS1.035の好成績を残し、球団史上12人目のナ・リーグMVPに輝いた。しかし、その後は怪我の影響もあり、2020年は打率.239に低迷。2021年は打率.165、2022年も打率.210に終わり、同年オフにノンテンダーFAとなっていた。
昨季はカブスへ移籍。1年1750万ドル(約26億3000万円)の契約で元MVPの27歳にとっては格安だった。シーズンでは130試合に出場し、打率.307、26本塁打、97打点、OPS.881。かつての輝きを取り戻すとオフにFAに。ドジャースへ移籍した大谷翔平投手に次ぐ打者の目玉とされていた。
パッサン記者によると、最初の2シーズン終了後には契約破棄(オプトアウト)権が付いている。今季は3000万ドル(約45億2000万円)でプレーし、契約破棄しなければ2025年は3000万ドル(約45億2000万円)となっているが、2年連続で活躍すればさらなる大型契約の可能性も。28歳、まだまだ衰える年ではない。
(Full-Count編集部)