ドラ3、育成21歳…中日止まらぬ名手逸材「渋滞しすぎてる」 泣き所解消へ高まる期待

中日のクリスチャン・ロドリゲス(左)と辻本倫太郎【写真:小林靖】
中日のクリスチャン・ロドリゲス(左)と辻本倫太郎【写真:小林靖】

村松開人、田中幹也、辻本倫太郎、ロドリゲスらがレギュラー争いに参戦

 中日の課題とされている二遊間に、生きのいい若手選手が続々と現れている。2022年ドラフトで指名され、昨季は悔しい思いも味わった村松開人内野手と田中幹也内野手が猛アピール。さらにはドラ3新人の辻本倫太郎内野手と育成21歳のクリスチャン・ロドリゲス内野手もレギュラー争いに参戦してきている。

 2022年ドラフト2位で明大から入団した村松。プロ1年目の昨季は、春季キャンプから1軍に抜擢されてオープン戦でも打率.375と好成績を残したが、開幕直前に右膝を痛めて離脱し、98試合の出場で打率.207に終わった。21日に行われたロッテとの練習試合(北谷)では、途中出場で2安打2打点と打撃で魅せた。

 2022年ドラフト6位で亜細亜大から加入した田中は、プロ1年目は大怪我に泣いた。オープン戦では一時首位打者に浮上する活躍を見せたが、3月19日の楽天戦で頭から帰塁した際に右肩を脱臼。9月に代走で公式戦プロ初出場を果たしたが、シーズンのほとんどを棒に振った。今キャンプで二塁守備に復帰した。

 そんな中、特に注目を集めているのは辻本。仙台大時代には大学日本代表にも選出され、日米大学野球の優勝にも貢献した。源田壮亮内野手を彷彿とさせる華麗な守備で、連日に渡って練習試合を沸かせている。また、昨年11月に育成契約を結んだロドリゲスも、キューバ仕込みの守備で1軍昇格を狙っている。

 熾烈な争いにファンも嬉しい悲鳴。SNS上では「渋滞しすぎてる」「候補多すぎやろ」「若手で二遊間ハマれば中日もワンチャンある」「とりあえずたくさん取っておいた二遊間が揃って生えてきたって感じ熱いよな」「若手たちでバチバチの二遊間争いしてるのちょっと楽しすぎますね」との声が寄せられている。

(Full-Count編集部)

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