避けられた大谷翔平…MLB最多の「55」 ド軍移籍で減少か、エ軍では「簡単な判断」

ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
ドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

2021年からの3年間でメジャー最多の55敬遠を受けた大谷

 ドジャースに移籍したことで勝負せざるを得ない場面は増えそうだ。大谷翔平投手はエンゼルス時代の2021年から2023年までの3年間でメジャー最多となる55個の故意四球を与えられた。大谷の後ろにはMVP3度の主砲マイク・トラウト外野手がいたが、近年は怪我がちで出場数が減少。大谷が打てば打つほど、勝負を避けられた。

 米国でスポーツデータを提供する「コーディファイ・ベースボール」が26日(日本時間27日)に投稿した直近3年間の敬遠数では、大谷が1位となる55個。続いて、ガーディアンズのホセ・ラミレス内野手が52個、ヤンキースに移籍したフアン・ソト外野手が40個と続く。

 昨年も両リーグ2位となる21個の敬遠を受けた大谷。その内、17個はトラウトが離脱した7月以降に与えられている。SNSでは「トラウトが打線にいなければ、私もオオタニに投げないだろう」「ショウヘイとラミレスは『私たちは君以外チームで恐れる打者はいない』賞を獲得した」「エンゼルス時代は敬遠することは簡単な判断だった」と同情の声が上がっていた。

 今季から大谷がプレーするドジャースには元MVPのムーキー・ベッツ外野手、フレディ・フリーマン内野手ら強打者揃い。「ベッツとフリーマンに挟まれるから、勝負を避けることはあまりできなくなる」「オオタニを敬遠したらフリーマンが待っている」と敬遠数減少を予想するファンのコメントもあった。

(Full-Count編集部)

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