オリ21歳に米注目“メジャーでエースになる逸材” MLB公式が紹介「衝撃的な投球を披露」

オリックス・山下舜平大【写真:小林靖】
オリックス・山下舜平大【写真:小林靖】

昨年の新人王に輝いた山下舜平大…佐々木朗希らと期待の5人に選出された

 オリックスの山下舜平大投手に、米球界も熱視線を注いでいる。MLB公式サイトは「MLBで次世代のエースを務める可能性がある5人の日本人先発投手」を特集。これまでも話題に挙がってきたロッテの佐々木朗希、中日の高橋宏斗、西武の平良海馬、西武の高橋光成とともに、昨季の新人王も紹介されている。

 同サイトは「NPBでは計り知れないほど才能のある投手を生み出してきた。次(にMLBに輩出される選手)は誰だ?」と言及。今オフにはオリックスからポスティングシステムを利用した山本由伸投手が、ドジャースとメジャーの投手で史上最高額となる12年総額3億2500万ドル(約487億円)で契約を結んだ。

 2020年ドラフト1位で入団すると、最初の2年間は2軍で経験を積んだ。昨年は1軍未経験で開幕投手に抜擢され、9勝3敗、防御率1.61の好成績をマーク。自己最速160キロも計測するなど、新人王に輝いた。大黒柱の山本由伸投手が抜け、今季は宮城大弥投手らと先発ローテの中心としての活躍が期待される。

 同サイトのノア・ニングリン記者は「マウンドでは、衝撃的な投球を披露している。ヤマシタの速球は最速99マイル(約159.3キロ)だ。2023年シーズン、9回につき平均9.6奪三振を奪い、与四球は(9回につき)僅か2.8個で、防御率1.61だった」と紹介。「最も興味深いことは彼の年齢で、7月まで22歳にならない。なので、より圧倒的な投手に成長するために、まだ十分な時間がある」と指摘している。

(Full-Count編集部)

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