巨人逸材23歳は「化け物だろ」 衝撃美技に台湾もどよめき「まじでえぐい」「たまらん」

巨人・門脇誠【写真:矢口亨】
巨人・門脇誠【写真:矢口亨】

8回無死一、三塁で三遊間の打球をキャッチ→二塁へ反転送球の美技

 巨人は2日、台湾・台北ドームで行われた球団創設90周年親善試合・中信ブラザーズ戦に、4-1で勝利した。打撃では3安打を放ってMVPに輝いた秋広優人内野手が目立ったが、8回に飛び出した門脇誠内野手の守備にも「まじでえぐい」「なんでこれが抜けないんだよww」とファンから称賛の声が上がっている。

 門脇の好守が飛び出したのは、4-0で迎えた8回無死一、三塁の場面だ。船迫大雅投手がピンチを招き、カウント2-2から捉えられた打球は三遊間後方に転がった。しかし、門脇が追い付いて捕球すると、体を反転させて二塁に送球し、一塁走者をアウトした。遊ゴロの間に三塁走者は生還したものの、この回の失点を1点にとどめ、巨人はそのまま勝利した。

 門脇の好守がなかったらピンチが続いていただけに、ファンも興奮。「良い意味での笑いが出てくる神守備」「セカンド余裕でアウトなの化け物だろ」「ワクワクが止まらないね」「なんでこれ抜けねえんだよww」「門脇たまらん」「もうメジャーいけ」と、絶賛する声がSNS上に多数上がった。

 創価高、創価大を経て2022年ドラフト4位指名で巨人に入団した門脇は、1年目から開幕メンバー入りを果たし、内野のユーティリティとして126試合に出場。打率.263、3本塁打21打点、11盗塁と活躍。シーズン終盤には、坂本勇人内野手に代わってショートを務める場面も増えた。この試合には「3番・遊撃」で出場。レギュラーの座を確固たるものにしつつある。

 昨オフには「カーネクスト アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」で野球日本代表「侍ジャパン」にも初選出され、決勝の韓国戦で延長10回にサヨナラ打を放つなど、打率.400(15打数6安打)の活躍でMVPにも選ばれた。井端弘和監督からも「センスの塊」と評された23歳。2年目の飛躍が期待される。

(Full-Count編集部)

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