ド軍抑えて総年俸1位も…PS進出は厳しい? 金満球団が直面する現実「0%じゃないの」

メッツは今季こそ白星を積み重ねられるのか【写真:ロイター】
メッツは今季こそ白星を積み重ねられるのか【写真:ロイター】

メッツのポストシーズン進出可能性は…28.6%

“金満”球団は今季こそ白星を積み重ねられるのか。米データサイト「コッツ・ベースボールコントラクツ」は1日(日本時間2日)時点での「2024年度総年俸予想」を掲載した。1位はメッツで3億1250万ドル(約469億円)、2位には大谷翔平投手や山本由伸投手を補強したドジャースが3億30万ドル(約451億円)、3位にはヤンキースの2億9560万ドル(約444億円)が入った。

 総年俸1位のメッツだが、米データ会社「コーディファイ・ベースボール」が発表した、最新の「ナ・リーグのポストシーズン進出可能性」では11位(28.6%)となっている。理由の1つにあげられるのが、昨季の低迷で放出した2人の投手の存在。ジャスティン・バーランダー(アストロズ)とマックス・シャーザー(レンジャーズ)の年俸計4162万ドル(約62億4800万円)を負担しており、“チームにいない”選手が財政を圧迫しているからだ。

 また、同地区には6年連続地区優勝中の強豪ブレーブス、2022年にワイルドカードからリーグ優勝を果たしたフィリーズもおり、厳しい争いとなっていることも大きい。

 SNSなどで順位を確認したファンは「メッツはつい数週間前まで40%台だったのに、29%まで下がってる」「メッツの可能性は29%になってるけど、実際は0%じゃないの」など、厳しい声を上げた。

 なお、「ナ・リーグのポストシーズン進出可能性ランキング」はブレーブスが98.5%で1位。2位はドジャースで94.4%だった。

(Full-Count編集部)

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