帰ってきた菅野智之が「かっこよすぎる」 窮地で発動された“異能”「久々に見た」

巨人・菅野智之【写真:矢口亨】
巨人・菅野智之【写真:矢口亨】

親善試合に先発し3回無失点、何度もピンチを防いだ

 巨人・菅野智之投手は3日、台湾・台北ドームで行われた球団創設90周年親善試合・楽天モンキーズ戦に先発。3回を34球4安打無失点で交代した。3回には無死二、三塁のピンチを迎えたものの無失点。背番号「18」の投球に「ギアチェンジしたの久しぶりに見た涙」「かっこよすぎる」と巨人ファンが感動していた。

 毎回のピンチを“エース”が切り抜けた。初回先頭打者にいきなり二塁打を許したものの、併殺などで無失点。続く2回も安打で走者を出したが、岸田行倫捕手の盗塁阻止で難を切り抜けた。

 最大の山場は3回だ。二塁打、右前打で無死二、三塁のピンチを招いたものの、ここから一気に“ギアチェンジ”。空振り三振、空振り三振、ニゴロで無失点に抑え、山崎伊織にマウンドを託した。菅野の代名詞とも言える、ピンチから出力を上げる投球に、ファンは「かっこよすぎる」「対ピンチ◎」「これが見たかったんよ~涙」「さすが」と絶賛の嵐だ。

 巨人のエースとして沢村賞に2度輝き、数々のタイトルを手にした右腕も、34歳。近年は故障もあって苦しみ、昨季は自身初のプロ入り2軍スタートなった。昨季セ・リーグ4位に終わった巨人を押し上げるには必要不可欠な存在。“エース”の帰還に期待する声は多い。

(Full-Count編集部)

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