大谷翔平ら逃したジ軍に“不協和音” 大物獲得も報告なし…定位置失う30歳が不満爆発

ジャイアンツのJD・デービス【写真:ロイター】
ジャイアンツのJD・デービス【写真:ロイター】

ジャイアンツはチャップマンと1年約27億円で契約に合意した

 大物選手の獲得は全員を幸せにするわけではない。加入により立場を失われる選手も出てくる。今まさにその危機に立たされているのが、JD・デービス内野手だ。ジャイアンツは3日(日本時間4日)、マット・チャップマン内野手と1年1800万ドル(約27億1000万円)で正式に合意。加入前の時点ではデービスが正三塁手の最有力と目されていただけに、当人は「驚いた」「ビジネスの一部だから」と複雑な胸中を明かしている。

 ジャイアンツの地元紙「サンフランシスコ・クロニクル」によると、ジャイアンツとチャップマンの契約が決まった時、デービスは映画「Dune 2」を見終わってちょうど携帯電話の電源を入れたという。すると、家族や友人から契約合意の一報が届いた。「とても驚いた。ファーハン(ザイディ編成本部長)と話してないので、どういうプランなのか知らない。だから、あまり言うことはない。まだこのことについて議論もしていないので、余計なことを言いたくない。でも、驚いたよ」と語っている。

 デービスはメッツ時代の2019年に打率.307、22本塁打、OPS.895とブレーク。昨季もチャップマンを1本上回る18発を放った。しかし両者の大きな違いは守備。チャップマンは全ポジションで最も優れた守備力を示した選手に送られるプラチナグラブ賞に2度も選ばれるなど、球界屈指の三塁守備が自慢だ。

 総合力を比較するとチャップマンに軍配が上がり、同紙も「デービスは窮地に立たされることになる。30歳のデービスはトレードされるかもしれないし、(ベンチで)バックアップとなるかもしれない」と指摘。チャップマンの遊撃転向の可能性もゼロではないとしているが、通算4試合だけの出場とあって現実的ではないとしている。

 デービスがフロントに対して不信感を覚えたのは今回が初めてではないという。2022年オフにジャイアンツがカルロス・コレア内野手(ツインズ)と契約寸前までいった時、生え抜き13年で4度のゴールドグラブを誇る人気選手、ブランドン・クロフォード内野手にも、フロントは何の連絡もいれなかったと語っている。

「まあ、そういうものなんだろうけど。ビジネスの一部だから。それぞれの経営陣によって対応の仕方は違うだろうし、(今回のことは)そういうものだと割り切るしかない」とデービス。クロフォードはこのオフにカージナルスへと移籍することになったが、果たして自身の行方は――。

【写真】タイトな黒ワンピの美人妻…オフを満喫するデービス夫妻に反響「ワーーーオ」

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY